「君の名は。」の音楽 ー ヤマグチマコト


みなさま、お正月はどう過ごされましたか?

 

テレビ放映された
「君の名は。」はご覧になりましたか?

 

初期の作品から
新海監督のファンとしては、
ここまでのブームに驚きもありますが、
しっかり作られたものが
世に受け入れられるということは、
シンプルに良いことだなと感じています。

 

せっかくなので、
今回は “ 音 ” の面から
「君の名は。」という作品の
お話をしてみたいと思います。

 

「君の名は。」は
日本のアニメ映画には珍しく
音楽と映像の親和性が
非常に高い作品です。

 

それは単純に歌詞のある曲が流れるから
というだけではなく、
すべての音楽が、
シーンやキャラクターの演技、
映像のカットに合わせて
制作されているからです。
新海監督もこだわった部分とのことでした。

 

これは
「フィルム・スコアリング」といって
ハリウッド映画などでは
昔から用いられてきた技術で、
海外の音大では
専門の学科が存在するほど。

 

映画のすべてのシーンや演出に対して
コンマ何秒のレベルまで
タイミングや展開を合わせ
楽曲を制作していくという
特殊なスキルが必要となる仕事です。

 

音楽には
“ 小節 ”
という単位の縛りがあるので、
なかなか難しい作業となります。

 

そういった縛りの中から
映画音楽というものは
生み出されてきているのですね。

 

新海監督は
最初に仮の映像を作り
自分で音やセリフ、音楽を入れて
最終的な長さも決めてしまうとのこと。

 

フィルム・スコアリングの面からすると
イメージが明確なのは
ありがたいことではありますが、
逆に監督のイメージを越えるものを
作らなくてはいけない
というプレッシャーも発生するので
それはそれで難問だなーと。

 

勝手に身が引き締まる、
そんなお正月になりました。

 


▼アンサーfromながい

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