暮らしからうまれるもの ー 赤木美名子

岩手鳥越の市場かごと、長野戸隠の米とぎざる

 

ファストファッションが台頭し
パリをはじめとする
世界4大コレクションや流行を追いかけ
短期間で似たような商品
(いわゆるコピー)を
つくることが
主流となってきたファッション業界。

生産や物流も大きく変化。

 

パタンナーもすぐ店頭に並べるという
モノづくりの体制に組み込まれ
何もかも大急ぎ。

“ 今シーズンしか着られないもの ”

を作ることで大半の消費者は価格重視、
品質まで要求しなくなってきた。

パターンをひくやりがいや楽しみは
ずっと変わらないけれど、

違和感、虚しさを感じるようになった。
それは重ねた年齢なのか、
20年という経験なのか。

2足のわらじを履いたことが
きっかけなのか
わからない。

 

“ 流行を追いかけ、
  流行が終わるとさようなら ”

そんな世界に身を置くと
時代を超えて使われているものに
強く憧れる。

 

岩手鳥越の産地を守る会の市場かご。
長野戸隠へ行き作ってもらった米とぎざる。
旅をしながら少しずつ集めた
アジアの部族の草木染の織物など。
手にとると作り手の心と
自然の強い結びつきを感じ
戸隠の94歳のおばあちゃんの
暮らしぶりまで見える気がする。

 


バルーチ絨毯

 

これらは暮らしに必要なものを
自分の手で作り出す。
生きていくために
日常の暮らしからうまれる
モノづくりの原点だと思う。

 

ファッションの流行にも関わりながら、
2足のわらじを履いた
わたしの暮らしからうまれる
着ることを前提とした
「用の美」を作り出したい。

 

あたためていた想いがあふれそうになり
昨年の晩秋、小さな一歩を踏み出した。

 


「lineaとむすひ」web

 


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学習塾(zemi)・するめcafe・パン屋いろめがねの運営をしています。さまざまな側面から 「勉強」と「生活」を考え、 「てがかり」(clue)を発信しています。

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