感覚を研ぎ澄まし、面白いモノをつくる ー 板 香澄

 

現在、生活してる中で
感覚と指先を使うことが
数十年前と比べて少なくなってきたと
実感しています。

 

スマホに話すだけで
ポンと答えが目の前に出てくる、
便利な時代ですからね。

 

人間の機能は使わなければ
どんどん落ちていきます。
お年寄りが病気ではないのに
全身の機能が落ちて何も出来なくなっていく
廃用というのがありますが、
機能を使わなかったために
そういう状態になっていきます。
怖い事です。

 

私の勤めるデイに通っていらっしゃる方に
竹のみで筆を作ったり(毛先まで竹)、
笛をつくった方がいます。

 

どちらも感覚と指先を
連動させなければ出来ない。
竹の細かい繊維を切らないように残し、
しなやかな毛先を作っていく作業は
気が遠くなりそうです。

 

笛を作った方も、
この方は絶対音感のある方ですが、
誰に作り方を教わるでなく、
自分の音の感覚を頼りに
子供の頃作ったそうです。

 

数十年前には
こういう事をしてた方達がいるのです。
こんな風に感覚を鍛えるというか、
もっと使っていかないと将来面白い人が
いなくなってしまうのではと
危惧してしまいます。

 

明治時代の超絶技巧の美術品などは
現代では出来る人がいないと聞きます。
自在置物並河靖之の七宝焼きなどが
それです。
繊細で緻密な感覚、技術を持つ人が
いなくなってしまったのです。

 

感覚を研ぎ澄まし、面白いモノを生み出す。
そういう人が増えてくれたら、
将来ずっと面白くなる気がします。

 


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