白樺樹液 ー 佐藤みずき

 

こんにちは。
野あそびガイドみちくさ」の佐藤です。
ハチミツよりメープルシロップの方が
好みです。

 

4月に入り、
ようやく札幌にも春が来た模様。
とは言え市街地から積雪が消え、
フキノトウやフクジュソウが
咲きだす程度、まだまだ早春。
サクラが咲くのはゴールデンウィーク。

 

漫画や歌詞などで、卒業や入学の背景には
かならず桜が描かれるのには
違和感を覚えたものだが、
どうやら内地とは1~2ヶ月は
季節感がずれていると気づいたのは
大人になってから。

 

さて。
そんな北海道の早春にはじまる野あそび。
つまり、僕の本業。
4か月間待ち望んだ春に芽吹く、
ギョウジャニンニク、
フキノトウの山菜採り、
そして樹液採取。

 

シラカンバ(白樺)や
イタヤカエデ(楓)から樹液を採れるのは、
今だけ。

 

樹液なんて一年中、木に流れているから
夏にクワガタなどの昆虫が集まるでしょう。
とはこれを読んだ何割の方が
思われただろうか。

 

もちろん夏にも出るが、
早春はその量が違う。

秋に紅葉し、雪の前に落葉した葉っぱ。
寒い冬を耐え、
雪解けとともに新葉を芽吹く。

その芽吹きに必要な栄養と水分を
雪解け水から得るため、
これでもかと吸い上げる。
そして枝先まで行渡るサラサラの
ミネラルウォーターのような、樹液。
 それを、分けてもらう。

 

木々が成長に必要な時に、
必要な分、その時期にたくさんある水を
得るように。
僕も季節の旬を感じられるだけ、
心が満たされるだけ、ちょっとだけ。

 

食べるものに困るわけでなし、
満たすのはお腹ではなくって気持ち。
その時期、
その旬のものを少しだけもらって、
季節を感じたい。

 


「野あそびガイドみちくさ」Web

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です