エンゼルケア ー 板 香澄

モビールのテーマは「うららか」。
こんな風に気持ち良く生きたいですね

 

施設では、利用者さんに
最後にさせて頂くケアに
エンゼルケアというのがあります。
亡くなられた方の
ご遺体にさせて頂くケアです。

 

私は今、施設内のデイケアフロアに
勤務していますが、
以前は施設に入所された方を
サポートするフロアで働いていました。
その時にエンゼルケアをする
機会がありました。
エンゼルケアは、
施設で看取りの方が対象です。
 
 
利用者さんが亡くなられると、
身体を綺麗に清拭して、
全ての穴に綿を詰めます。
鼻や耳や排泄の穴などです。
亡くなると筋肉が弛緩する為に
穴から水分等が体外に流れるので
綿を詰めて防ぐのです。
そして、オムツをして
着物を着せてお化粧をします。
 
 
身体を清拭している間、
少しずつなくなっていく体温を感じます。
肌の赤みも唇も歯茎も
真っ白になっていきます。
唇や歯茎がピンク色なのは
血が通っていたからなんだと
その時に気付きました。
 
 
その方と一緒に話したり、
笑ったりしていた事を思い出し、
頑張って生きてこられた事に
本当にお疲れ様でした
という気持ちになります。
ご家族の心痛を少しでも和らげたく、
穏やかに美しい状態にして
差し上げたいとも思います。
 
 
こんな風に死と対面する事で
生を強く意識するようになります。
死は一瞬で生は永い時です。
でも、いつ訪れるかわからない
死なのだから、
生きる一分一秒は
とても貴重であるなあと思います。
 
 
 

▼アンサーfromながい


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