私なりの社会貢献 ー 青山佳世


 

ここ数年、密かに頭を悩ませていた言葉。

「仕事とは社会貢献である」

 

好きな絵を描いてそれで生活する! という
自己中心的な目標を掲げていた私は
もともと社会貢献という視点で
自分の仕事を考えておらず

果たして私は仕事を通じて
社会の役に立っているのだろうか、
と思っていた。

 

先日ふと思い立って、
新宿駅前のビックイシューを買ってみた
雑誌の内容にも興味があったし、
販売者のおじさんが毎日同じ場所で
雑誌を販売している横を通り過ぎながら
一度買ってみたいと思っていたのだった。

 

その体験の後、思い出したことなのだが
私は小さい頃からホームレスの方が
周りに多くいる環境に育った
名古屋駅裏側の、ビジネスホテルや
安宿が立ち並ぶ地域で育った私は
道を歩いている時も、公園で遊ぶ時にも
近くにホームレスの方がいることが
日常だった。

 

だからなのか、ホームレスの方のことが
ずっと気になっている。

 

家がないなんて
とても落ち着かないだろうし

真夏の暑い日や、
冬の凍えるような日には心が痛い

だからと言って
なかなか話しかけることもできず

結局何もできないことが歯がゆかった。

 

仕事を通じて
少しでも社会を良くするとしたら。

私はホームレスの方の助けになりたい
本当に微々たるものかもしれないけど、
例えば絵の売り上げの何%かを
どこかの団体に寄付するという方法もある。

 

直接私の描くものが
何かの役に立つというわけでなくても
好きなように絵を描きながら、
これはホームレスの方のために
絵を描いている、と思えたら

自分にはプラスになるような気がしている。

 


「KAYO AOYAMA」Web

 


2018年06月02日 | Posted in 余談Lab, テキスタルデザイナ ー青山 佳世 | | No Comments » 

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