健全な。

春になると「健全な」という言葉によく出くわします。

 

生徒たちが学校で配られたプリントをちょいと見せてもらうと、

「健全な生活をおくりましょう」

と、やっぱり書いてある。

 

そして、その下の注意事項。

不健全の筆頭にあがっているのが、

「スマホの使用」

 

時間を決めて使うこと。

使うときは家の人とよく相談すること。

 

とどめは、

アプリをたくさん入れている人ほど成績が低い。

 

 

まー、私たちの時代でいうところの「ゲーセン」や「ファミコン」と同じ扱い。

 

 

 

と、ここで「健全」の意味を辞書で確認してみると、

 

・考えかたや行動が偏らず調和していること。

・物事が正常に機能して、しっかりした状態のこと。

 

とあります。

 

 

学校が発する文面からは「スマホは持たないことが健全である」という匂いがプンプン感じられますが、果たしてそれが本当に「健全」なのでしょうか。

 

 

情報化社会、

 

 

Eメールのアドレスも持ってないし、送れませんよ。

LINEって何ですか。

写真はプリントして持って来ます。

 

今、そんなことを言って許されるのはオジサン、オバサンだけです。

(それもけっこう許されませんけど)

 

 

スマホを操る技術がないと社会生活が機能しない時代に来ています。

 

社会生活が機能しない・・・

ということは、スマホを操れない人は「健全」なのか?ってことです。

 

学習面においてもスマホをうまく使えば圧倒的にスピーディかつ有用な情報が得られます。

 

例えば社会でとある国のデータが欲しい。

 

スマホをいじればあっという間にピンポイントかつ新しいデータがゲットできる。

 

しかし、「スマホは不健全」を掲げる先生は図書館に行って事典をめくってこい、と。

仕方なく図書館へ行ってみると、「いつの発行ですか?」ってくらい使い込まれた一冊。

時間ばっかりかかって、古いデータを入手してどうするのか。

 

 

せっかく素晴らしい機械を持ってるんだから、

面白いアプリをどんどん入れて知識を得ることに使えばいいじゃん、と私は思います。

 

 

 

全てのものにはいい面と悪い面があります。

特にスマホはそれが極端。

 

使い方を誤ればとんでもないことにもなるし、すごい武器にもなる。

 

負の側面だけをフォーカスして規制をかけることだけに躍起にならず、

うまい使い方ってのを学校のセンセイを始め、大人が提唱すべきだと思うんです。

そこんところが一番大事じゃん、と。

 

 

 

「健全」という言葉も時代に応じてアップデートしないとね。

 

Y.Nagai

 

 

 

 

 

 


2017年04月27日 | Posted in clue zemi, zemi column | | No Comments » 

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