読み解く楽しさ。

 

東京・上野で開催されている
「怖い絵展」が人気のようです。

先日、日経新聞で
ヒットの理由が分析されおり、
「背景・意味」
を伝えていることがカギだと。

日本の美術教育は、
「絵を素直に感じなさい」
というスタンス。

これに異を唱え、
今回は背景をしっかり説明した。

という制作サイド。

すると受け手は、
絵を読み解く楽しさを得て、
ヒットにつながった。

というお話。

私も小・中学生時代に
学校行事で美術館に
連れて行かれたものだけど、
美術リテラシーゼロなもので、
なんのありがたみも感じず、
かくれんぼばかりをしておりました。

もちろん、担任からは怒られるのですが、
「ありがたみを感じられないやつはクソだ」

暗にそう言われてる気がして、
「知らねーよ。そんなの。」と

ますます美術嫌いになった記憶があります。

それから年月が過ぎ、
いつの間にか自分が
勉強を教える立場になって思うこと。

一般的な勉強のアプローチも同じで、
「やらないやつはクソ」
「全然キョーミねーし」
「だからお前はクソ」
これで完結してしまっている。

勉強するか否かを生徒の
「自己責任」と言い切ってしまうのは
間違いだと思うのです。

教える側にも、彼らが興味を持つように
仕掛けをつくる必要がある。

 

手がかり(clue)をうまくあげれば、
彼らはニヤニヤしながら脳ミソを
フル回転させ始めます。

「怖い絵展」でも実証されたように、
モノを教えることより、
「読み解く楽しさ」を与えることが
大事だと思うんだけれどなぁ。

 

writer profile

clue永井雄太郎

clue代表 永井 雄太郎

1980年生まれ。
仙台一高~早稲田大学政治経済学部

遊び呆けた高校卒業時の偏差値は30。「君がいける大学はない」と担任から通告されるも、偏差値を70まであげて合格。勉強は頭の良し悪しや量じゃなく、やり方のモンダイなのですよ。と、自分の経験とやり方を伝えるべくclue zemiを設立。また、勉強と生活との接点を表現するため、パン屋併設カフェ『するめcafe』や、webマガジン『余談Lab』などを運営中。

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2017年11月04日 | Posted in clue zemi, zemi column | | No Comments » 

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