うそーん ー chon-muop(たけうちみずゑ)

 

クリスマスでしたね。
サンタクロース、来ましたか?
私は子供の頃からサンタクロースを
信じようとして信じきれなくて
信じたふりしてたりしました…
我ながら微妙な子です。

 

そんな私は、時を経て
いろんなものに心の中で
「うそーん」とツッコむようになりました。

 

フィクションは嘘から出発して
現実を超えて心や頭の中が
どうにかなっちゃう瞬間を目指すので、
信じる力が必要です。

作り手側の信じる力、大事です。

 

だから、うそーんはリスクになりかねない…
でも、うそーんを一概に否定しません。
だって世の中は嘘まみれですし、
基本は騙されたくありません。

 

また自分自身が一番信用なりません。
サンタクロースのように信じようとしても
無理が出ます。
だから一回うそーんて言います。
でも、全てを手放さないように
気をつけます。
そんな私が信じる嘘はどこか。

 

月に一度、親子向けに絵本を使って
観客参加型の即興パフォーマンスを
行うのですが、普段着で道具もなにも
ほぼ無しの私が

「おばあさんだよ」

と出てくると、子どもたちからは
『うそーん』が来ます。

 

そこで

「そうです、嘘です…が、
 こんなヘンテコなおばあさんは
 どうじゃあ~」

とさらに大きな嘘で飛び込むと、
お互いのうそーんが逆に
心を躍らす瞬間になったります。

独りで信じられないことも
誰かに信じてほしいと動くと信じられたり、
むしろ嘘に心を踊ることがおもしろくて、
あえてのうそーんから
始めることもあります。


先日は、王道の絵本「大きなかぶ」を
みんなで引っ張りました…とさ。

さて来月は、澁谷橙さん。背が高く声の低い雪の町の人。

では皆様、良いお年を。

 


chon-muopのブログ『沸きあげ保温』


2017年12月26日 | Posted in 余談Lab, ひらめきのタネ, 劇団 chon-muop | | No Comments » 

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