世界とのつながり ー ヤマグチマコト

 

先日、自分が過去に関わったゲームの
オーケストラ・コンサートに
行ってきました。

 

昔の作品であるにも関わらず、
かなり大掛かりなコンサートで、
お客さんもほぼ満員状態。

 

自分が音楽を作ったわけではないのですが、
少なくとも会場にいるお客さんほぼ全員が、
作品をずっと好きでいてくれて、
こうした場所に
足を運んでくれているという事実に
身震いするほどの感動を覚えました。

 

ネットの動画サイトや掲示板、
ブログなどで、
自分が携わった作品に対して
国内だけでなく、
世界中の人が盛り上がっていたり、
ゲームのエンディングで
涙してくれていたりするのを
見かけることがあります。

 

ゲームというメディアが
ここまで世界に広がっていくものだとは、
この仕事を始めて間もないころは
自覚もなかったですし、
想像もできませんでした。

 

そんな意識をする暇も無いほど、
こなさなくてはいけないことが
山積みだったのかもしれません。

 

しかし、
今のゲーム開発を取り巻く状況は、
別の意味で常に世界を意識しながら
仕事をしていかなくては、
技術もアイデアも
あっという間に過去のものとなり
取り残されていってしまいます。

 

それを縛りと考えるのか、
モチベーションの糧とするのか。
自分の中でも半々なところはあります。

 

でも新たにこの世界に入ってくる人には、
それがモチベーションとなるよう、
うまく伝えていけたらと思っています。

 

個人の机の上という狭い世界での努力が、
いつかこの大きな世界のどこかにいる
誰かの心に少しでも
響いてくれるのであれば、
こんなに幸せなことはないですから。

 

 


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