夏から秋へ ー 中田瑞貴

 

青々としていた杉玉が、秋には茶褐色に。
杉玉の色が日本酒の飲み頃を告げる

 

あっと言う間に夏が終わってしまいますが、
日本酒も、夏酒から秋酒へと
変わっていきます!

 

造り酒屋さんの軒先に良くある、
蜂の巣みたいな丸いものを
見た事ありますか !?
アレは杉玉、
または酒林(さかばやし)と呼ばれ、
新酒が出来上がると軒先に吊されます。

 

杉が蒼々としていれば
まだフレッシュな新酒の時期、
それが段々と茶色へと変化すると、
お酒は熟成して味乗りしはじめます。
いわゆる1つの味の目安ですかね !?

 

ちなみに新酒とは、
秋・冬に仕込みそして
6月までにできた酒のこと。

 

冬に搾られたお酒は
タンクや瓶で貯蔵熟成されますが、
貯蔵したお酒を抜き出して
テイスティングし、
健やかに熟成しているか、
色、香り、味などを見る
品質検査を行います。
お酒を抜き出すときに
貯蔵タンクの出口である
「呑み口」を切ることから、
これを「呑み切り」と言います。

 

その年初めての呑み切りは
「初呑み切り」と呼ばれ、
5月末から6月の初夏頃に行われますが、
ここでの評価が、
その後出荷するお酒のアジに
大きな影響を及ぼすため、
酒蔵にとって重要な行事となっています。

 

初夏に吊るされた青い杉玉が、
茶褐色に変わる秋口。
「ひやおろし」と呼ばれる
熟成された酒が出回り、
日本酒の1番美味しい時期を迎えます。


「ひやおろし」は、
出来立てのフレッシュなお酒を
ひと夏静かに蔵で寝かせているため、
旨味がしっかりと乗っています。

 

秋の味覚とともに美味しい
「ひやおろし」を楽しみたいですね。

 

 

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