生地をつくる面白さ ー 青山佳世

 

自分で書いた字や絵をコピー機で複写すると
そっくりそのまま同じものが
プリントされているのに

見比べると何かが少し違っていると
感じたことはありませんか?

 

一旦コピー機に取り込まれ、
印刷されたものは

一回デジタルの概念で解釈されたもの、
と言えるかもしれません。

 

私にとって、生地を作る面白さは
これと少し似ています。

 

 

手で紙に描いた柄が
生地にプリントされるまでに

スキャナーでパソコンに取り込まれたり
プリンターによって生地に印刷されたり
染めの職人さんがそれを蒸すことで
色を定着させたり

最後に空気が生地を乾燥させたりと
たくさんの工程を経るわけなのですが
生地になった後は、購入されるお客様が
ポーチだったり、お洋服だったり
様々なものに生まれ変わらせて
くださいます。

 

もともと私が手で紙に描いた柄が、
機械や職人さん、

生地を買ってくださる方によって解釈されて
ちょっとずつ別のものに
生まれ変わっていく感じが

とても興味深くて、なんだか嬉しいのです。

 

自分一人では
作れないものだからでしょうか。

一方的に、共同作業のような
楽しさを味わっています。

 


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