笑いジワに憧れて ー 髙羽千佳

田舎のおばあちゃんたちが作る
素材を生かした料理は絶品

 

おばあちゃんが好きだ。
それも、笑いジワがみっちり刻まれている、
田舎の元気なおばあちゃんたち。

 

「2足のわらじーズ」の大場さんのコラム
に登場するかわいくてたくましい
おばあちゃんこそ直球のアイドル像だ。

 

地方での取材や旅先では、
おばあちゃんの笑顔にたくさん出会った。

 

「若くてええのぉ」と言われ、

「…いやいや、まったく若くないんです」

と、心の中でつぶやく。
でも、80歳を過ぎた百選練磨の
おばあちゃんたちにしてみれば、
私はまだ青くさいアマちゃんなのだ。

 

今でこそ、
ほがらかな笑みを浮かべているけれど、
戦中の厳しい暮らしの
数少ない経験者であり、
幼ながらに生と死の狭間を
身近に感じずにはいられなかったはず。

 

敗戦後の食料不足、
すさまじい勢いの経済成長。
そんな日本の混沌とした時代を
がっつりと駆け抜けてきたのだ。

 

ぼっとん便所からハイテク洗浄トイレへ。
村に1台あるかないかの電話機から
1人1台の携帯電話へ。
時の流れとともに変わる
暮らしの変化に身を委ねつつも、
つつましく暮らしている。

 

今、私たちアマちゃん世代の多くは、
まだ先が長い(と思われる)人生を
どんな価値観を携えて生きていけばいいのか
迷いまくっている。

 

厳しい時代に鍛えられた
知恵と強い精神力を持ち合わせている
おばあちゃんたちに、
ぜひ、聞いてみたい。

 

「幸せとは?」

 

そしてそのメッセージを
何らかの形で
記録しておきたい想いがある。

 

残された時間は少ない。

 

 

2017年07月29日 | Posted in 余談Lab, ひらめきのタネ | | No Comments » 

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