芸能プロに憧れて ー 髙羽千佳

 

もし、生まれ変わったら
どんな仕事をしたいか。
ズバリ、芸能プロダクション経営。
まずは、マネージャーからか…?

 

実は、過去に三度

「あなたは芸能マネージャーに向いている」

と言われたことがある。

 

一人目は占い師に。
二人目は、芸能人のスタイリストさんに。
三人目は芸能プロダクション勤務の友人に。

 

さすがに三度目ともなると、
にわかに真実味を帯びてくる。
転職した方が良いのかしら…
と一瞬思わないでもなかったが、
そんな甘い世界ではないと、
すぐに軽率な考えを打ち消した。
あの複雑極まりないSMAP騒動を見ても、
芸能界にはたくさんの
魔物が
棲みついていそうだ。

 

それでも芸能プロに惹かれるのは、
編集の仕事と
どこか通じるものがあるからだと思う。

 

編集の仕事のどこに醍醐味を感じるかは
人それぞれ。
例えば、とにかく自分の手がけた本を
バリバリ売る。
鋭い切れ味の企画で、
世の中にムーブメントを起こす。
などなど。

 

私はというと、
かすかな光を放つ原石を見つけ、
どんな輝き方をしたいのか
石と相談しながら、
せっせと石を磨く作業が好きだ。

 

具体的には、取り上げる「人」にしても
何かしらの「テーマ」にしても、
初めは平凡でも、
誌面上で徐々に輝きを増す
「人」「テーマ」に育てていく作業。
そして、その輝きを
読み手とわかちあえることが、
この上ない喜びとなる。

 

芸能プロでは、
そうしたプロデュース力が
スターを生み出す生命線となるだろう。
でも実際は、
その他の細かいハードワークに
これでもかというくらい
追われるんだろうなあ。

 

果たして来世で、
私のプロダクションから
スターは誕生するのか…。
妄想は自由である。

 

 

2017年10月02日 | Posted in 余談Lab, ひらめきのタネ | | 1 Comment » 

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コメント1件

  • ながい より:

    いや、もうすでに「髙羽プロダクション」は存在している。ひらめきのタネ、2足のわらじーズの濃ゆい筆者陣を取りまとめ、だらしのない私のお尻をビシビシ叩き、このコーナーを成立させてくれている髙羽さん。

    髙羽さんへのアンサー、続きはこちら

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