過程を楽しむこと ー 青山佳世

 

もともと割とせっかちで
ちょっとしたことにもすぐ焦ってしまう私。

 

少しでも早く目的地に着きたい!

と思っているのか
目的地に向かって歩いているときも
気づくと早歩きになっていたり。

 

それでも最近意識しているのは、
移動中も散歩しているかのような気分と
速度で歩くこと。
街路樹の葉っぱの形や、
庭に植えられた花を見たりしながら
何気なく歩いていたら
いつのまにか目的地に着く、
というようなイメージで。
せかせかしないからこそ
見えてくるものがあるなぁと感じます。

 

考えてみると、布を作る時も
出来上がりのイメージに向かって
黙々と描いた柄と
描くこと、塗ること自体を楽しんで、
その結果として生まれた柄では
出来上がりの印象も変わりそう。

 

描く過程を楽しんで描いた柄からは、
より自由で軽やかな布が
生まれるのかもしれません。

 

きっと人生も同じで、何になれたか?
いくら貯金ができたか?ではなくて
どう生きたか?何をしたか?
なんだろうなーなんて。
なんだか壮大な話になってしまいました。

 

 

この絵は大分前に描いたものですが、
火であぶって溶かしたクレヨンを
紙の上に乗せて
その上からグレーの絵の具で周りを塗って、
最後にクレヨンを剥がしたもの。

 

結果がわからないからこそワクワクする。
日々実験のように暮らしていきたいです。

 


「KAYO AOYAMA」Web


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です