音を作るという仕事 ー ヤマグチマコト


皆様、初めまして。

 

自分の仕事は、
ゲームの中の “音” を作る……
というものです。
音楽ではなく “音”。

 

僕たちが生活をしているこの世界には、 
実にさまざまな音が鳴っています。

 

人の足音。
誰かの話し声。
道路を走る車や自転車。
スズメやカラスといった鳥の鳴き声。
屋根に当たる雨、などなど。

 

こういった普段何気なく聞いている音は
ゲームの中では最初から存在しません。

 

僕たちが仕事をしない限り、
どんなに面白いゲームでも
全くの無音状態になります。

 

音を作るには、自分たちで
いろいろな音を出して録音したり、
時には山や川に出掛けて
木や葉が風に揺れる音、
水が流れる音などを録音し、
それを加工して作ります。

 

実は映画やドラマでも
音楽はもちろん、
音も後から当てているのがほとんど。
俳優さんの台詞……すなわち声も
後で録音することが多いのです。

 

映画やドラマの撮影現場では、
俳優さん以外にも
様々な職種の人たちが働いています。
そして撮影するための機材も
たくさん動いているため、
その場の音を使おうと思って録音しても、
周りのものが発する音が入ってしまいます。
だから後で音を入れ直す必要が
あるんですね。

 

ちなみに映画の本場ハリウッドでは、
「映画の演出の50%は “音” で出来ている」
とも言われます。

 

機会があったら
大好きな映画やドラマ、アニメを見る時に、
テレビの音量をゼロにしてみて下さい。
なんだかつまらないな…と感じたとしたら、
サウンドデザインという仕事の意味を
少し理解してもらえるかなと思います。

 

 


2017年11月13日 | Posted in 余談Lab, ひらめきのタネ | | No Comments » 

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