うれしさ ー 大場 綾

 

もうじき真夏が爆誕です。
梅雨明け秒読みの東京からこんにちは。

…と出だしまで書いて
足踏みしているうちに、
平年より22日も早く
梅雨があけてしまった。
爆誕も爆誕、太陽の無差別爆撃。
藪から棒にめちゃ暑い。

 

ところでうれし泣きしたことはありますか。

 

してないなあと、地面に焼き付けられた
自分の影を見ながら思ったのだ。

 

数年前の正月は、その年の目標に掲げた。
ふと思いついただけで
深い意味はなかったし、
図らずも春さえ待たずに
早々に達成してしまって拍子抜けした。
以後はそこまでの高揚を味わうことなく
淡々と日々を重ねての今日。

 

まあ泣くほどではないにしても、
鳥肌が立ったり、背筋がジョワっとして
「ウヘへ」と口走ったり、
のようなうれしさは
日々の中に散りばめられている。

 

事務員仕事は20年を超えて、
内容はほぼ変わらず
毎月のルーチンワークであり、
感情の起伏が混入する隙はあまりない。
安定ありがたし、と働いている。

 

しかし先日、
ずっと手書きだった伝票をPC仕様にした。
それを見た社長が

「伝票進化したの」

とちょいとうれしそうに言ったのが、
思いのほかこっちもうれしかった。

 

去年作った豚のカレンダー
(まだ少々在庫アリマス)は、
作っているあいだが
もちろんもっとも楽しかったのだが、
友人知人や未知の人々が
喜んで買ってくれたことはまたうれしくて、
だいぶ心に栄養をもらった。
一人でも十分楽しい。
けれどうれしいことは他人がいないと
成立しない。
少なくとも私の場合は。

 

このコラムを依頼されたときも
うれしかった。

 

書くのは自分と向き合うことなので、
毎月つらくもあった。
自分と強制的に向き合ういい機会だった。
書き始めさえすれば楽しいし。

 

肝心の仕事については
あまり向き合えなかったのが反省点です。
そこはこれから精進します。

 

また何かの形でお目にかかりましょう。
お元気で!

 

大場 綾ブログ「kusamura.com」
「cyan」ブログ

 


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