苦手意識 ー 上間美絵

 

ネイルを仕事にしていると

「女性らしさ」

というワードに触れる機会、山の如し。

 

戸籍上、女。

 

身も心もまぎれもなく女でありながら
この言葉をきくと暗雲たちこめる私の脳内。
そこにふくまれている
女性へ向けられた都合の良さに
誰に頼まれるでもなく
幼きころから腹を立てています。

 

女の子なんだから、と諭されるたび
つもり重なる不協和音。

 

年子の兄がいた環境をスタートに

「異性に負けたくない」

強固なスイッチ、
見事な仕上がりで私の中心にあります。

 

性別による適性があるのは理解しつつ、
人間として同じ方向から
同じ眺めを見てみたい。
しかし、それは時に

「かわいくない」

と表現されるらしい。

 

なんで? どうして?

と聞きまわっても
女性らしさの何たるやを
会得できなかった私は
みるみるうちにたくましい女子として
育ちました。
狩猟時代ではなく、
現代に生まれたことに胸をなでおろすほど。

 

どうしてそんなに腹をたてるのだ

自分でも不思議です。
でもしかし、そこに確実に
毎日を歩むエネルギーが
ひそんでいることも事実。

 

娘、妹、妻、母とキャラを変え
それでもなお自分が上手ではないと分かる
「女」という性別。

 

挑む癖がつき、
今では自分との闘いへと転じましたが

「負けられない」

と事あるごとに思っています。
(何との闘いだよ、
 とつっこまれる事も山の如しです…)

 

サロンワークを通して
たくさんの女性のお話を伺う事が
現在のわたしの学びの場。
たまに同志 !!
と思える方とめぐり合えたり、
そりゃあ目から鱗 !! 
と思える考え方を学べたり。

 

分からないからおもしろい。
今はそう思っています。

 


「hokuri」web

 


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