ミャンマー人が教えてくれたこと ー 檜垣裕美

 

ミャンマーの人たちと
親しくしていて気づいたのは、
彼らは他人のために何かをしてあげるのが
すきだということだ。

 

ヤンゴン留学中、ミャンマー文化や
ビルマ語についての多くのことは
大学ではなくミャンマー人の友人たちから
学んだように思う。

 

マーケットやレストランに
通っているうちに友人ができ、
友人にはミャンマー語を教えてもらい、
わたしからは日本語を教えて、
いま思えばランゲージ・エクスチェンジの
ようなことをしていた。
当時は辞書もそれほど
充実していなかったので、
友人と話しているときに出てきた
単語や表現をノートに書いていき
自分なりの単語・表現帳をつくっていって
生きた言語を身につけることができた。

 

ミャンマー人の寛大さや優しさは
宗教的な思想からも来ている。
上座部仏教では人のために何かをすると
功徳が得られるというのだ。

 

そんなわけでミャンマーの人は
僧侶に食事を捧げるだけではなく、
友人をよく家に招き
食事をごちそうしてくれる。
そういう場には
友人の友人も来ていたりして、
ミャンマー人はフレンドリーな人が多いので
友人が増えていく。

 

友人ができたことにより
結婚式や一時出家の儀式に出席したり、
友人とともに僧侶とお話ししたりして
ミャンマーの日常の文化を、
まるで現地の人のように
身近に感じることができた。

 

なかでも僧侶とお話ししたときのことは
よく覚えている。
僧侶は人々の尊敬の対象であり
仏教についての質問に
丁寧に答えてくれるだけではなく、
人生の相談にも乗ってくれる、
人々にとって身近な存在だということが
よくわかった。

 

知らなかった文化について
友人に質問して教えてもらい
興味はどんどん広がっていった。

 

次回は本業の翻訳コーディネーターの
仕事についてのお話をしようと思います。

 


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