キャッチアンドリリース

 

こんにちは。
野あそびガイドみちくさの佐藤です。

 

唐突だが、僕はあまり魚を釣りたくない。

なんて書いたら、何を言っているのか、
先月釣りが好きなどと書いておきながら!
なんていう突っ込みが聞こえてきそうだが。
話はこれから。

 

魚釣りをしたことがなくとも、
「キャッチアンドリリース」
という言葉くらいは聞いたことが
あるだろうか。

 

フライやルアーなどの
ゲームフィッシングにおいて、
釣った魚をその場で逃がしてあげる行為だ。

 

「釣った魚を逃がすなんて、
 痛めつけるだけの偽善だ」

という声を聞くことがある。
僕もどこかでそんな気持ちを
持っているのかもしれない。
釣った以上は食べてあげたい。
しかし大勢の釣り人がたくさん持ち帰ると、
閉鎖環境である川では
魚は居なくなってしまうから、
釣れた魚はある程度逃がすべきだ。

 

じゃあ釣りなどしなければ良いという
話になるが、釣りはしたい。
魚を傷つけているという思いがあるから、
釣れてしまったら、
嬉しさと同じくらい罪悪感を覚える。

 

そこで思う。
僕は魚釣りをしたいのであって、
魚を釣りたいわけではないのだな、と。

 

かの太公望は針先がまっすぐになった針を
川に垂れていたという。

 

フライフィッシングの場合は
毛鉤(けばり)をめがけて、
水面にバシャっと魚が飛び出してくれる。
それだけで「やった!」という
気持ちになれる。

 

とは言え針先を折るには、
僕もまだまだ欲が深い。
だからできるだけ条件を付けて、
釣れにくい方法で釣りをする。
そうして満足のいく一尾に出会えたら、
その日はもう川を歩くだけで
満足できるのだ。

 


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