8.9のはしもとさんへ
8.9 のはしもとさんによる
「ひらめきのタネ」への書き込み
“ 中心のはなし ” について。
15歳で彫刻家を志したはしもとさん。
人生には「きっかけ」というものが
必ずあるんだな、と。
はしもとさんのそれは阪神大震災。
私も当時中学生で、テレビに映る
ぐじゃぐじゃになった街並みを
呆然とみていました。
それから10数年後。
まさか自分が当事者になるとは
思ってもみなかったことで。
ただ、地震で失ったものは多いけれど、
これをきっかけに、
新たな動きが生まれたのも事実。
震災前では考えられなかった人の繋がりが
次々と実現しています。
これを率いている人たちは、
はしもとさんの言う
「中心から離れて」ものをみれる
人たちな気がします。
当事者でありつつ、ときに客観的に
考えることができる。
どっちが欠けても完成しない、
その絶妙なバランス感は、
地震がなければ生まれなかったものかも。
辛く苦しい経験があってこそ。
厨房=中坊 という言葉があるように、
中学生の大部分は
自分のことばかりみています。
これが悪いと言うわけではないけれど、
でもいつかは「中心から離れる」ことを
学ばなければなりません。
それに必要なのは、やっぱり
辛く苦しい経験。
昨今、親が子の苦労の芽を摘む動きが
激しいですが、
こればっかりは代行できないでしょ。
と思うのです。
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