NIIGATA ー 赤木美名子


 

ロゴマークは
ブランドの精神性をあらわすものなので
新潟のデザイナーさんに
お願いしようと決めていた。

 

「目が合う感覚」を
何よりも大切にしているという

U・STYLE代表松浦さんには
もんぺ製作所への想いと
日本のロゴマークの
はじまりともいわれている

家紋のイメージでお願いします、と伝えた。


 

できたての小さなロゴマークには
もんぺ製作所のすべてが詰まっていた。
もんぺのパターンを
桜の花びらのように使うという新鮮な驚きや
自分の想いが伝わったよろこびまで。
誰かが介在することで広がりと
深さを持つということを
まざまざと見せつけられた。

 

ファッションデザイナーと
1対1で向き合うという
狭い環境での
ものづくりを長くやってきたわたしは
2足のわらじにもんぺ製作所という
おまけをつけたので

おそるおそる地元の商工会の門を叩いた。

 

はじめて会う相手に
自分の想いを簡潔に伝えるという

修業のような日々を送りながら
商工会、県や市の制度を利用して
新潟でプロのものづくりを
支えている先輩から、
厳しい助言や、
大きなサポートをいただいている。

 

今までの経験、もんぺ製作所が持つ
課題や価値を評価してもらい、
全く向き合うことのなかった
自分が積んできた財産を見つめることが

できて視界と思考がクリアになった。

 

そうして仲間たちやお取引先、
地元商工会、行政までも巻き込んだ

オール新潟のものづくりがゆっくり進行中。

 

ロゴマークの最後の修正で
NIIGATAを追加した。

 

亀田縞の織機のように
軽快な音を立てながら
このロゴマークの環に新潟の仲間たちと
深い年輪を刻みたい。
やっとわたしも新潟の人になれる気がする。

 

 


「lineaとむすひ」web

 


▼アンサーfromながい


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