開くたびに新しい ー 上間美絵

 

学生時代の私に欠かせなかった雑誌、
olive、Zipper、relax、MUTTS
2018年現在、すべて休刊なのが口惜しい。

 

マガジンハウスに偏りがちで
赤文字系の雑誌だけは
手が伸びなかったけれど、
雑誌を買うのが私は好きだ。
種々様々な出会いが待っている。

 

全部はとっておけないから、
折をみて 切り抜いてスクラップ。
新しいものも古いものも
雑誌を開いた瞬間の今の情報として
自分に届く。

 

どんなに読みこんだ雑誌でも、
しばらく経ってからひらくと

「あれ、まぁ!こんな事も」

と、現時点で必要な情報が目に入ってきて、
そしてまた捨てられなくなる。
その繰り返し。

 

自分のお店を紹介してもらった雑誌も
もちろん捨てられない。
むしろ永久保存です。
雑誌デビューは2012年のGINZA、
ライターさんが

「元オリーブ少女が通い詰めるhokuri」

と書いてくださり
私がそれまでに雑誌から受けとったものが
次につながったような気持ちでした。
それを見て来店してくださったお客様とは
はじめまして、なのに お久しぶり!と
言いたくなるような心の近さ。
うれしかった。

 

時間をつくって本物をみたらいいよ、
旅に出るといいよ、と先人たちは言うけれど
雑誌の中でも近い体験ができると
思っています。

 

もぐればもぐる程、さまよえる。
ひらくたびに新しいその場所で、
なにを見つけられるかは自分次第。
より道も2度見も自由です。

 

と、書きあげて寝て起きたら北海道の地震。
私の「好き」は日常がまわっていてこそ
成り立つものばかり、
7年前に強く感じたことを
思いなおす朝でした。
みなさんのご無事を祈ります。

 


「hokuri」web

 


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