人間と人形 ー chon-muop(たけうちみずゑ)

 

来月に公演があり、いま稽古をしています。

 

今回は、私とchon-muop櫻井と
人形制作・人形遣いの塩川京子さんとで、
糸操り人形を扱う作品を
作ることになりました。

 

先日、初めて人形を触らせてもらいました。

 

人形の身体には
たくさんの糸がついていて、
関節などに繋がっています。

 

業界では「立ち10年」と言われ、
人形を立たせるだけで10年かかる…
小さくて軽い人形は自立しないので、
操演者はその微かな重さを捉え、
糸が真っ直ぐに垂れて
足が浮かない着地をさせるように
糸の集まる基盤を持ちますが、
この微妙な力加減が非常に難しかったです。

 

塩川さんはいとも容易く
片手で持ってピッピッと糸を引き、
生き物のようにフワリキョロリと
動かしているのは職人芸でした。

 

人形だから生まれるコミカルさや
空を飛んだりする重力無視の自由さは
アニメーションを
3次元で実現させているよう。

 

塩川さんは犬の飼い主のように
繋がった先の人形を優しい眼差しで
自在にコントロールされてましたが、
「ほぼ布の人形」と
「ペットボトルでできた人形」とでは
動き方が全く違います。

 

彼女がその特徴を的確に捉えて
操演されるのを見て、
人間もほんとはそーなんかなと思いました。

 

体型や骨格に
より適した動き方っていうのがあって、
それが特徴や性格を
作っているのかもしれない。
自分を見えない糸でつってるくらいに
俯瞰して的確に操縦できたら
いいのにな…と。

 

公演はたった1日きり。
『人形びと』詳しくは
chon-muopのブログをご覧ください。

 

さて、来月は橙さん。
鳥取の秋はどうですか。

 


chon-muopのブログ『沸きあげ保温』

 


2018年09月30日 | Posted in 余談Lab, ひらめきのタネ, 劇団 chon-muop | | No Comments » 

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