9.30の柿澤さんへ

 

 
 
今週になってようやく、積ん読していた
「サピエンス全史」
を読み始めまして。
 
 
インターネットやスマホができて、
瞬時に地球の裏側とも
連絡が取れるようになったけれど、
果たして人類は幸福になったか。
 
 
昔は手紙を出してから
返信が戻ってくるまで
数週間から数ヶ月かかった。
そのため、
本当に書くべきはなにかということを
真剣に考えたし、返信がくるまでに
考えを巡らせる時間があった。
 
という感じのことが書いてありました。
 
 
最近の世の中、また勉強の現場では特に、
「すぐ」が重要視されます。
 
 
すぐ成績があがります、
という得意のキャッチフレーズにはじまり、
すぐに役立つ方法を求めて
塾に通う人がいて。
 
 
本質をじっくり教えようもんなら、
ここでは成績があがらない、と
2、3ヶ月ですぐ
見切りをつける人もいたり。
 
 
実際、スコアをあげるだけなら
大して難しいことではないのですが、
本質を捉えるには熟成が必要です。
 
 
そのためには「すぐ役立つ」方法ではなく、
「すぐには役立たない」ことを、
自分の体の中にいろいろ
溜め込んでおくべきかと。
 
 
それがそのうちいい感じに熟成されて。
これがいわゆる
「血肉になる」ってやつでしょうか。
そうなればもう、
小手先の技術を
追いかける必要はありません。
 
 
「すぐ役立つものは、
 すぐに役立たなくなる」

と言いますしね。
勉強する上で、
この感覚は大事にしてほしいものです。
 
 
学生時代に読んだ本から影響され、
大人になってからインド旅行をした
柿澤さんのコラムに
「熟成」というものを感じました。
 
 
 

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