スウェーデン(2) ー 青山佳世

 

初めてスウェーデンに留学をしたのは
2004年のこと。

その後、一旦帰国して
再び2006年から2009年の終わりまで
スウェーデンに住んでいた。

 

そもそも、何故スウェーデンだったのか?
というと答えは簡単。

外国語大学を受験していた私が
最終的に受かった語科が
スウェーデン語学科だったから。

 

前期のセンター試験で
フランス語科を落ちた私は、

後期の試験では浪人のリスクを避けるため、
メジャー言語に比べて若干入りやすい

ヨーロッパの
マイナー言語=スウェーデン語科を受験し、
合格したのだった。

 

そんな単純な縁から始まり、
合わせて5年も住むことになった
スウェーデン。

本当はずっと住んでいたいくらい大好きで、
居心地の良い国。

 

何故そんなに居心地が良いのか?

 

スウェーデンは
日本に似ているところがたくさんある。

人も、デザインも、
どこか落ち着いて控えめなところ。

最初は少し消極的でも、
仲良くなってみると
とても親身になってくれるところ。

日本人にとっては
とても馴染みやすい国だと言える。

 

そして、スウェーデンでは
皆が自分の生活をとても大切にしている。

 

夕方5時には仕事を終えて
家族との時間を楽しんだり

バルコニーに椅子を出して、
日光浴や読書をしながらワインを飲んだり。

 

家具や照明、植物やテキスタイルなど、
家の中の空間にもこだわりを持っていて、

その先には自分や家族が過ごす、
豊かな時間がある。

 

豊かな時間とはどんな時間だろう。


きっとそれは、
追われるような時間を切り離して

自分自身を取り戻すような時間ではないか。

 

旅に出て非日常の中に
ぽっかり空いた時間を見つけるように、

毎日の暮らしの中に
そんな時間があることが、
なんとも豊かだと思う。

 


「KAYO AOYAMA」Web

 


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