大事なことはみーんな映画が教えてくれる。ー 大場 綾

 

それは言い過ぎとしても
映画から学べることはほんとに多い。
人生のことなんか、べら
ぼうに学べる。

 

学んだ上で生かすことができたら
素晴らしい。
でも残念ながらせっかく味わった衝撃も
感動
も鑑賞後数日で忘れ、
日常生活に戻ってしまうのが常だ。

 

一方で、食べ物に関する部分は
わりと執拗に覚えている。

 

たとえば茹で卵の優雅な食べ方
(「ルパン三世カリオストロの城」)、
スパゲティの上
手な茹で方
(「ゴッドファーザー」)、
フレンチトーストの作り方
(「クレイマー、クレ
イマー」)、
パリでいちばんの料理人が
寒村の村人たちに振る舞う超絶ディナー
(「バ
ベットの晩餐会」)、
いくらでもある。

 

些細な部分が妙に
記憶に刻まれることもある。

 

ロングヘアを挟まないように
ボストンバッグを肩にかける方法
(「オール・ザット・ジャ
ズ」)、
西洋人は泡風呂に入ったら
泡まみれのまま風呂を出て体を拭く
(「シシリア
ン」)、
風呂といえば少年院では十人ぐらいで
一斉に風呂に浸からせられる
(「サー
ド」)、
1945年8月14日の東京は雨が降った
(「この国の空」
   「日本のいちばん長い
日」)。
ささやかだけど役に立つこと立たないこと。

 

若い頃、やはり若い男から

「女性は部分を見て男性は全体を見る」

と決めつけられ、決めつけも去ることながら
自分の物の見方がみみっちいと
言われたように感じて
大いに反
発したことがあった。
男女の別はわからないけれど、
たしかに私は全体を見るのが
苦手だなと最近は思う。

みみっちい目線で
映画の話をしてみようと思います。

 

大場 綾ブログ「kusamura.com」

 


2018年11月06日 | Posted in clue topics, 余談Lab, 大場綾, 映画に学ぶ | | No Comments » 

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