受け継いでいくもの。ー 藤本直紀
今年の4月から徳島の山あいにある
人口5400人の神山町に
家族で移り住みました。
静かで、空が広く、星が美しい場所です。
最近、神山で出会った
近所に住むおばあちゃんから、
大切にしていた足踏みミシンを
譲ってもらいました。
ここ最近は使用されていなかったため
動かなくなっていたのですが、
埃もサビもほとんどなく、
大切にされていた様子が感じられました。
いろんなところに何度も油を差して
ゆっくりと回しながら
メンテナンスしてあげると
少しずつ動くようになってきました。
革の紐を新しくして、糸調子を整えて終了。
このころのミシンは
プラスチックの部品が使われていないので、
こまめに油を差して日常的に使っていれば、
本当に長く使える。
これまで使っていたミシンも、
1950年代から作られている足踏みミシン。
末永く使っていけたらと思っています。
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