終わらないシゴト ー chon-muop(櫻井拓見)

 

chon-muopの櫻井です。

 

演劇というオシゴトについて
つらつらと書いてみます。

目覚めたら、跡形もなくなっている!

演劇は、それくらい「はかない仕事」だと、
前回書きました。

 

矛盾するようでもありますが、
演劇は「終わらない仕事」でもあります。

 

正確に言えば、
「終わり」がない。

 

もちろん、作品発表や公演の終了、
いわゆる「千秋楽」と
呼ばれるものがくると、
その公演はそれで「終わり」。

 

また、当然、幕が降りたり、
カーテンコール
(出演者の最後の舞台上での挨拶)があれば、
それでその作品は「終わり」となります。

 

ですが、それは時間の制約のなかで
「終わる」もので、
何かを作る行為に「終わり」はない、
というのが、創り手側の本当の
気持ちだと思います。

 

いつまででも、創り続けられる。(本当は)

 

写真の舞台衣装は、
過去の公演で使われたものが
展示されている様子。
いったん終わっているものではあるけれど、
いつまでも終わっていないとも思うのです。

 

イギリスの演出家、ピーター・ブルックは、

「終わりには、終わりがない」

と言いました。むう。

 

前回のわたしたちのコラム内で、
澁谷さんも

「終わりを定めないほうが、
   未知の味がする料理を作っているようで
   愉快な気がします。」

と言っています。
共感します。

 

でも単に、終わることがイヤで、
「終わり」から逃げている
だけかもしれません。

 

チョンモップのリレーコラム、
次回は、たぶんに漏れず
終わらない仕事に追われている、
たけうちさんです。

 


chon-muopのブログ『沸きあげ保温』

 


2018年12月01日 | Posted in 余談Lab, ひらめきのタネ, 劇団 chon-muop | | No Comments » 

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