文字描きの道 ー 山田和寛

ワークショップ1回目の様子

 

どういう巡り合わせか裏原宿にある
スーパーオシャレイベントスペース
VACANTにて
描き文字の
ワークショップの講師の依頼があり、

かる〜い気持ちで

「いいっすよ」

と引き受けてしまいました。

 

しかし毎回2時間、全3回、という
枠組みの中で
単独で講師をやることになり、
どうしたもんかなと悩む……。

 

結果、最初の回は
ウォーミングアップとして

まずは数文字やらせてみようと思い、
「鳥そば」「天ぷら」「あら汁」といった
3文字を描いてもらうことに。

 

といっても参加者のレベルが
分からないので、

とりあえず自分の過去の事例と
集めてる資料を開陳して
基礎的な知識を解説。

 

そんな前口上もそこそこに、
とりあえず手を動かしてもらうのですが、
なかなかどう手を着けてしていいか
分からない。

 

戸惑う参加者から

「描き文字と書体デザインの考え方の違い」

ということを聞かれ、そもそも

「描き文字とは何か?」

ということが
説明できてなかったということに気付く。

 

書体デザインをするときは、
どんな言葉が組まれるのか
決まっていないので、

全体の印象をみながら
一文字一文字の完成度を上げていく。
描き文字をやるときは
与えられた文字列があるので、

その言葉や単語の一体感を重視して描く。
というのが明確な違い。

 

こんな風に自分が普段当たり前に
やっていることを

人にやってもらうことで、
改めて無意識にどういうことを
やっているのか、
というのが言語化できて、
発見に満ちた回になりました。
そういう意味でワークショップは
やりがいがありますね。

 


「nipponia」web

 


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