解決方法 ー タニムラカヤ

 

去年、知り合いが
帽子のキットを買ってくれた。
(編み物初体験の男性)

 

中盤まできたが、途中で間違ってしまい、
どう修復していいかわからんから
見て欲しいと荷物が送られてきた。

 

ひと目見て思う。
これは……どーしょっーーかなーーー。

 

うん、編み方も序盤から間違えている。
けどその間違えたまま編めば、
わざとそう編んだように見えなくもない。

 

そして、

途中からどうしようもなくなって
適当に進めたけどやっぱり無理でした。

という感じが編地から、漂っている。

 

編み物をしていて、
途中で間違えたことに気づいた場合
わたしの取る行動は何通りかある。

・心を無にして、
   間違えた場所まで糸を解き、
   静かに編み直す。

・ヘイヘイ、いける。いける。
    誰も気付かん!
    このままごまかそうぜー。
    これも味やんね? 味! と心で強く思う。

・こっちの方(間違えた方)が、
    説明書通りよりもかっこよくなってね?

ってなる。

 

ワークショップの時も、
お客さんにそう提案する。

 

自分のものなら、時と場合によって
ほぼ瞬時にどれにするか選択して
次に進むけど、
人のものってむずかしい。

 

本当は、全部解いて
いちから編み直して返したいけど、
せっかくここまで人が編んだものを
解くってのは何か気が引ける。

 

そして、まだ決められずに
編みかけのものは
部屋に何日も放置されている……。


どうしようー。

 


「Giiton」 web


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