ITエンジニアの仕事に役立つ勉強とは① ー 亀田恭平
最近リリースしたアプリ「虫育成ゲーム むしいく」
https://www.nature-engineer.com/entry/2019/02/04/084526
このゲームでも、使っているのは基本加減乗除で、
複雑な計算式は使っていません
今回は、学生時代に勉強するものの中で、
ITエンジニアが最も使うものを
考えたいと思います。
※ 全てからだと英語とか日本語とか
含まれてしまうので、「理系」の勉強に
絞って考えたいと思います。
エンジニアと言えば、
いわゆる理系の仕事と言われます。
だからきっと、
仕事で難しい数式とか使う事を
想像するかもしれません。
しかし正直言うと、ITエンジニアの仕事で
そんなに複雑な計算式を使うことは
多くありません。
ほとんどのエンジニアは、
計算時には電卓的なツールを
使うと思います。
自分で計算するよりも速いし
ミスもないですからね。笑
では、何を使っているか?
それは、数学の「証明」だと思います。
証明とは例えば、以下のようなもの。
・4の倍数は偶数であることを証明しなさい
この問題をすごくざっくり解いてみると、
—
y=4x
↓
y=2*2*x
以上から、yは必ず2が掛けられるので、
4の倍数=偶数である。
—
という感じ。
日々のエンジニアの作業では、
こんな問題をたくさん解いています。
例えばシステムに不具合が発生した時、
その原因を特定する必要があります。
しかしプログラムを
1つ1つ順番に見ていたら
途方もない時間が掛かってしまうので、
この「証明」の考え方を使って
問題を紐解いていくのです。
エンジニアのような仕事に求められる
「論理的思考」というのは、
ほぼ証明問題ではないかなと思います。
というわけで次回は、
エンジニアが原因を特定していく
実際の過程の例を紹介したいと思います。
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