自分の心に従う ー 大場 綾

前回克子さんが紹介していた二作品
どちらも未見。

 

「トイレット」を観た。
3きょうだいの背中を黙って押してくれる
おばあさん素敵すぎ。
もたいまさこさんの猫との相性も良すぎ。
膝の上にはいつも猫。

 

「やっぱり猫が好き」というドラマでも
猫と暮らしていた。
もたいまさこ、室井滋、小林聡美 の
3姉妹(と猫)しか登場しない
シチュエーションコメディで、
脚本が三谷幸喜。
90年代初頭 の作品だ。


去年の新聞で、12歳の娘さんがはまって
次々に観ているという人が
読者欄に投稿していた。
いまはまっている娘さんにとっては、
いま面白いドラマなんだな。
面白さに、いつ作られたかは関係ない。

 

ここまで紹介して来たのが
古い映画ばかりだと気付いた言い訳。
今回も古い。
96年のオーストラリア映画「シャイン」。

 

「トイレット」との共通点は
もじゃもじゃ頭の天才ピアニスト。
人生これからという瞬間に
出鼻をくじかれたのも共通している。
その再起が語られる点でも。

 

主人公のデイヴィッド・ヘルフゴットは
実在するピアニストで、
これは実話に基づいた映画という。
父親との関係などには
実際とは食い違いがあるらしい。

 

映画の父親は自身のコンプレックスを
すべて子供たちにぶつけ背負わせる暴君だ。
ピアノの英才教育を徹底的にほどこすが、
いざ息子が類まれな才能を認められて
イギリスへ留 学できるとなったら
今度は徹底的に反対する。

 

現実に、ここで力尽きてしまった子供は
たくさんいると思う。
デイヴィッドは抜け出せた。
だが今度は父とは無関係の出来事が
彼の未来を手酷く阻む。
人生は理不尽で残酷だ。

 

そして意外なところで手を差し伸べてくる。
しかし振り返ると、
デイヴィッドは実は自分の希望に基づいて
能動的に行動している。
ピアノを弾きたいという強い気持ちが
真っ先にある。

 

私はそこに学びたい。

 

 


2019年02月12日 | Posted in 大場綾, 映画に学ぶ | | No Comments » 

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