未来を切り拓く道具 ー HUMORABO(mu)

 

ようやく、
この話をするときがきたようです。
イラストレーターの
カモメさん
描いていただいた
僕の似顔絵が腰に下げているアレの話です。

 

写真はタイの山岳民族アカ族の
ミチェという道具。

このミチェに僕は
惚れ込んでしまったのです。

 

アカ族は元々、山の遊牧民というような
暮らしをしていました。
このミチェを腰にぶら下げ山を移動し、
環境のよいところを見つけると
そこで山を拓き、その土地にある
木や竹、茅などを使って家を建て、
その辺りの資源を採って
暮らしていたそうです。

 

辺りの資源が減ってくると
別の山へと移動しそこで村をつくり、
資源が回復する頃にまた戻ってくる。
そんな自然に沿ったサイクルを生きた
アカ族の道具です。

 

なにより驚いたのは、
ほぼこのミチェ一本で
竹の家が建つということ。

 

家のためのメインの資材となる
竹を切るのはもちろん、背の部分を使って
トンカチ のようにして竹の釘を
打ち込んだりもできます。

 

両刃であることで竹の繊維を切ったり
裂いたりするのに大変便利で
アネと呼ばれる竹ひごなどの部品作りでも
大活躍します。

 

また、動物を絞めたり
料理をすることも可能で、
衣食住の食住を担えてしまうのです。

 

ちょうどこのミチェに出会ったのが
10年間広告のデザイナーという
職業をしてき たものの、最後に転職した
インタラクティブ(WEB)会社が
どうにも性に合わず、一年経たず退社し、
デザイナーとしての自信も失い、
あてもなくふらふらしていた時期でした。

 

なので、このミチェが一本あれば
なんとか生きていける感じと、
手打ちの美しい刃
に、なにか明るい未来を
切り開いてくれるのではないか。
そんな期待をこのミチェ

投影してしまったのかもしれません。

 

 

そんなこんなで(強引に締めますが)
このミチェを輸入し販売できるように
昨年 なりました。

 

このミチェで何が切り拓けるのか。
それは僕にもまだわかりません 。笑

 

 


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