一見、関係ないことを学ぶ /「ベスト・キッド」ー 中村克子 

前回、大場 綾さんが取り上げていた
「シャイン」。

 

主人公である実在のピアニスト、
デイヴィッド・ヘルフゴットは
父親からピアノの英才教育を受けている。

 

英才教育には、勉強や音楽など
知性を高めるケースもあれば、
スポーツなど運動能力を
鍛えるケースもある。

 

今回、後者の運動能力を鍛えるケースとして
思い浮かんだのが「ベスト・キッド」。

 

主人公ダニエルを演じるのは
ラルフ・マッチオ。
個人的に懐かしすぎる映画だ。

 

この映画は、ダニエルが空手で
強くなりたいという強い気持ちをもち、
そこに空手の名人、日系人のミヤギの
特殊な訓練がマッチした
英才教育の成功例だと思う。

 

ストーリーはいたってシンプル。

 

ダニエルは好きになった女の子の元彼、
ジョニーにいじめられる。
ジョニーが空手をしていたことから、
ダニエルも空手を習い、
仕返しをするために大会に出場する。

 

キーマンとなるのが日系人のミヤギ。
ダニエルはミヤギに
空手を習うことになるが、
その訓練がとにかくユニーク。

 

空手とは関係ない床磨きや
ペンキ塗りなどを指示する。
一番すごいと思ったのは、
飛んでいるハエを箸でつかむ練習。
これは難易度が高い。

 

ダニエルは、
空手に関係ないことばかりさせるミヤギに
不信を募らせる。
そんな時、不意にダニエルは
ミヤギから空手の突きをくらうが、
反射的に防御する。

 

これで、やっとダニエルは
気づくことになる。
ミヤギが教えていたのは
反射神経を養ったり、
空手の防御につながる訓練であり、
ダニエルは自然と身につけていた。

 

一見、関係ないことを学ぶ。

 

スポーツの練習では時々、
全く関係ない体の動きや
他のスポーツを取り入れる方法があると
聞いたことがある。

 

勉強の場合も、直接関係ないことを
学び始めたら数学につながったとか !?
そんな可能性もあると思う。

 

スポーツや勉強を
マスターする時のヒントは、
意外と関係ないところに
隠されているかもしれない。

映画「ベスト・キッド」の小説版。
ダニエルとミヤギの
心あたたまる交流が描かれている

 


「青と夜ノ空」Web


2019年02月25日 | Posted in 余談Lab, 中村克子, 映画に学ぶ | | No Comments » 

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