予定が済むなら ー chon-muop(澁谷 橙)

 

この春、長女が小学校に入学した。
昨年生まれた次女は保育園へ通い出した。
産休明けの妻はパートへ。
僕にはどんな変化が起こったかといえば
家事に手をつけることが増えた。

 

仕事にするくらい、料理は得意だから
これまでも積極的にやっていた。
それから洗濯も、けっこう好きな作業。
食器を洗うのも、
飲食店勤務で慣れた手が勝手に動く。
きれいに洗いかごに重ねて収めて
シンクがすっきりすると
気分もすっきりする。

 

掃除機をかけるのも気持ちいい。
年々ひどくなる鼻炎を
和らげることにつながるし
何事もそうだけど
意味を見出せるとやる気が出る。

 

銀行をまわって
お金を管理するのも好きだな。
給食がない日のお弁当作りは
テンション上がる。
食材の買い出しも、
仕事の延長で難なくスムーズに可能。
保育園の送り迎えは、
仕事と生活のどちらでもない場へ入れるし
先生との会話は気分転換にもなってよし。

 

季節の変わり目は、
窓拭きを隅までしたいなとか
学校に疲れて帰ってくる娘に
クッキーを焼いてあげたいとか
もう仕事より家事ばかりしたくなる。

 

でもやるべき仕事の量は
今までと変わらないわけで
家事への欲求が増え
たぶん仕事と生活のバランスがくずれ
あやうい状態になって戸惑っていたのが
この3月4月だった。
体調も崩した。

 

予定は1日ひとつがよい、

という投稿を最近Twitterで読んで
うんうん、無理ない感じが素敵だね
なんて思って即座にメモしたけど
予定の範囲を家事まで拡げると
毎日ひとつで済むわけがない。
家事は予定の合間で済ませる雑事ではない。
生きるのに必要な作業だ。

 

きっと、自分の身体に合った
スケジューリングができるのがいい。
大人になって以来何度も、
立ててこなして、
時に壊してきた予定たちが
洗濯物をたたんでいるときなんかに
ふと声かけてくる。

 

時代が変わろうが、
地道に暮らしは続くなぁ。
娘の宿題を手伝うという
家事をする日が来るのが楽しみだ。

 


chon-moupのブログ「沸き上げ保温」

 


2019年04月26日 | Posted in 余談Lab, ひらめきのタネ, 劇団 chon-muop | | No Comments » 

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