5.2の真子さんへ
受験勉強を極めるとはなにか?
と考えますと、
受験勉強そのものを「空間」として
捉えることかな、
と。
勉強が苦しい…辛い…
と思っている人の多くは
勉強を平面的に捉えています。
平面だと目の前のことしかみえないので、
とにかく全力で問題に取り組む。
↓
全く終わる気配のない作業に、
だんだん嫌気がさしてくる。
↓
根気があるとかないとかの話になる
↓
あきらめる。
というのが多くの人の
パターンじゃないでしょうか。
いわゆる「アリの視点」ってやつで、
とにかくせかせか動かないと、
食べものを得られない。(得点できない)
しかし、空間で捉えますと、
同じ1枚の紙の中にも
強弱が存在することが明らかになります。
鳥がゆらゆらと旋回して、
鳥がゆらゆらと旋回して、
シャー!と川に突っ込んでいく感じ。
それがわかれば
「どこで力を入れればいいか」
ということとともに、
「どこで手を抜けばいいか」
という判断が可能になります。
不謹慎!とよく怒られるのですが、
受験勉強は「手抜き」することが大切。
我々塾講師は、「手抜きどころ」の
ヒントを与えるために存在する。
と言っても過言でもないかもしれません。

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