それは命か、それともモノか。ー ヤマグチマコト

 

ゲームの仕事に携わっているにも関わらず、
ゲームそのものに
触れてきていないことに気が付きました。

 

……ということで、
影響を受けたり、
この仕事に魅かれ続ける
要因になっている作品を
少しでもご紹介できればと思います。

 

ここ最近ハマっているのは、

「デトロイト ビカム ヒューマン」

というPS4のゲームで、
フランスの会社が開発した
約一年ほど前に発売された作品です。

 

舞台はアメリカの都市、
デトロイトの近未来。
人間の生活を便利にするために
作られたアンドロイドたちが、
自我に目覚め、
存在の意義と権利を人類に問う……
という、かなり重厚なストーリー。

 

ゲームのシステムも少しユニークで、
海外ドラマや映画を
見ているかのように進行し、
時折現れる選択肢を選ぶことで、
ストーリーが複雑に分岐していきます。

 

映画やドラマであれば、
話は一方通行で進みますが、
ゲームならではのインタラクティブ性で、
プレイする人によって
まったく違う物語が紡がれます。

 

リアルな描写の連続で
徹底的に物語に感情移入させた挙句、
登場人物や世界の運命を左右する選択を迫り
感情に訴えかけるといった
ゲームデザインです。

 

特に凄みを感じるのは、
昨今話題に上がるLGBTの問題や、
未だ根強く残る差別、
そして人間が同族に犯してきた罪を、
アンドロイドという存在を媒介として、
現代の自分たちに突きつけながらも、
しっかりとしたエンタテインメントとして、
昇華しているところにあるかと思います。

 

なんと志の高い作品なのだろうと……。
ある種の恐ろしさすら感じながら、
また今夜もコントローラーを握っています。

 

 


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