劇場のシゴト ー chon-muop(櫻井拓見)
chon-muopの櫻井です。
今年4月から、
「調布市せんがわ劇場演劇
ディレクターチーム・ディレクター」
というオシゴトを拝命いたしました。
東京の都心からは外れた場所にある
小さな劇場で、
劇場の役割とはなんだろうか。
演劇にどんな可能性があるのだろうか。
ということを、劇場の職員さんや
他のディレクターたちと考えて、
演劇に関するおもしろいことを
実行していくオシゴトだと理解しています。
「みんなで考える」
という事は、大変でもありますが、
たのしいです。
みんなで考えて、みんなで決める。
というのは、
いわゆる「みんしゅしゅぎ」ってやつです。
民主主義。
いまの日本は、
「民主主義」でできていますが、
できているはずですが、
いまの日本は、なかなか難しいことに
なってきているかもしれませんね。
劇場という場所は、
演劇が好きな人だけではなく、
色々な人が集まる場所、
集まっていい場所だと思っています。
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SNSのいま、家族制度のいま、
終身雇用制度の崩壊に伴う組織のいま、
国家のいま、
「人が集まる」ということが難しい、
または、
「人が集まる」ということに
眉をひそめられがちな現在、
「色々な人が集まる場所がある」
ということの死守だけでも、
それだけでも、
きっとかけがえのないことだと、
信じています。
チョンモップのリレーコラム、
次回は、「四谷怪談」に出演するために
シンガポールに滞在していた
たけうちさんです。
日本も暑いですが、
シンガポールはもっと暑い!
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