つかうことをつくるための道具 ー HUMORABO(mu)

 

以前少しこちらでも
お話しさせていただきましたが、
HUMORABONOZOMI PAPER®︎という
福祉施設でつくられる
手漉きのリサイクルペーパーの
ブランディングを担当しています。

 

そのふかふかの紙を
もっと多くの人に拡げるために、
実は印刷キットまでつくってしまいました。

 

こちらもすでに紹介している
COFFEE PAPER PRESSとしての
活動の延長線。
海外のダイカットマシン
(型抜きをするための道具)を利用して
印刷ができるコンバージョンキットを
開発したのです。

 

印刷するための肝になるのが
樹脂版と呼ばれるハンコのようなもので、
この樹脂版を制作してくれる
製版屋さんとの共同開発です。
活版印刷と仕上がりは同じように
しっかりと凹みのある風合いのある印刷が
ご家庭で簡単にできます。
出張に持って行って
ホテルで翌日の名刺を必要な枚数だけ
印刷するってこともできちゃうのです。

 

手漉きの紙には
ミミとよばれる稜線のゆらぎがあり、
チャームポイントでもあるんですが、
このミミがインクジェット印刷では
汚れの原因になり、大きさにも影響するため
活版印刷でも位置合わせが難しいなどの
課題がありました。

 

しかし、この印刷機だと一枚一枚
自分の目で見て中央合わせで
気持ち良いところに置いて印刷するため
大きな失敗は生まれません。
また、ミミがあることで多少斜めになっても
気にならないという
メリットまでありました。
まさにこの紙のための印刷機 !!

 

さらに、
インクは活版印刷用のものではなく、
スタンプインクを使用します。
このことにより掃除の手間が
一気に楽になりました。
匂いなどの問題もなくご家庭でも
安心しておつかいいただけます。

 

ああ、なんだか通販のサイトみたいに
なってきました。

 

大切なのは、リサイクルペーパーに
くるくるとハンドルを回して印刷ができて、
それが名刺かなにかになって
また誰かに届く。

 

実はその紙は、全国から支援で届く
紙パックなどの古紙が原料で、
その想いを福祉施設の利用者さんが
心を込めて手漉きでつくられている。

 

そうやって人の想いがどんどんつながって
輪っか(サークル)になるような、
そんな漠然としたものが
つくれたらいいなと誕生しました。

 

この印刷機は通称「9696(くるくる)」と
呼ばれています。

 

くるくると巡って大好きなものや
大切にしたいものが近頃
自然とつながってきている気がします。

 

 


「HUMORABO」Web


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