ワンシーン ー にわつとむ

 

出演ドラマ放映後にいただく言葉中で、

「見たよ~。頑張ってるね~」

と自分のことのように喜んでくれる友人。
ものすごく嬉しいし、
もっと頑張りたいと思う。
一方で、傷つく言葉を
投げかけられることもある。

 

今まででいちばん傷ついた言葉は

「えっ、あれだけしか出てないの?
    嫁と見ててあれだけしか
    出てこなかったから恥ずしかったわ」

なんともかんとも…トホホ…。

 

世間に仕事内容が見られてしまう仕事を
選んでる以上仕方ないのだが、
ワンシーンの出番って
実は大変なんだよ~って言いたい。

 

撮影の一日の流れはこうだ。

 

朝、現場に到着。衣装を着る。
メイクをしてもらう。
そして、出番がやってくると
助監督さんが呼びに来てくれる。
この間、前日からも含め、
ずっと緊張状態が続いている。

 

そして、撮影現場へ。
数十人の大勢のスタッフが
突然目の前に現れる。
助監督さんが、
みんなの前で紹介してくれる。

 

既に出来上がっている
コミュニティーの中に、
新参者がポッと顔出す。
まるで転校生状態。

「はいっ!それではご紹介します!
    ○○役、にわつとむさんでーす」

○○役、にわつとむです。
   よろしくお願いいたします!」

「はいっ!ではっ、段取りやりまーす」

 

間髪いれずに段取りが始まる。
転校生が自己紹介後に席に着くなり、
いきなり当てられ、問題を解かされる感覚。
しかも、目の前にスター。
更に緊張が増す。

 

気持ちもを落ち着かせる間もなく
段取りが始まり、監督から指示が飛ぶ。
自分が準備していたイメージと
全く違う場合、瞬時に修正を加えて
監督の
要望に答えなければならない。

 

しかも、身体が温まる間も与えられず
役にも入っていなければ
ならない。
相手役との呼吸がもっとも重要なので、
生まれて初めて会う人と
呼吸を合わせなければ
いけない。
状況把握が全て出来ていないといけない。

「緊張でパニックになっていまして…」

なんて言おうものなら、
グッバイフォーエバー。

 

全てを受け入れてワンシーンを演じる。
これこそ、職人技の域ではないか…。
わたし、職人になりたい。

 

 


にわ つとむTwitter


2019年07月11日 | Posted in 余談Lab, ひらめきのタネ, 俳優 にわ つとむ | | No Comments » 

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