壁をのぼるには ー はしもとみお

 

限界突破の重要性を日々感じています。

 

逃げたい、やりたくない、苦手、
そんなものの中に、今自分のなすべき課題が
ほぼ埋め込まれています。

 

課題は自分にとってしんどいから、
楽なほうに流れたい、
今できることだけをやりたい、
目を背けて忘れたいのでしょう。

しかし自分の限界のアウトラインを
自分で決めてしまうとは、
何ともったいない事か、
天の才とは努力を限界突破する事のできる、
いい意味でタガの外れた人にこそ、
降り立つものです。

 

ロッククライミングを
したことはありますか?
あれは哲学的なスポーツです。

自分の手を伸ばして
届きたい場所に行くためには、
その方向と真逆のベクトルで
力をかけなければならない、
反対側の力を作用させて
踏み台にしなければ、先へ進めないのです。

 

目の前の届きたい場所にばかり目を向けず、
自分の足元にある足場を固めていく事が、
実は限界突破への
一番の近道なのかもしれません。

 

足元にあるのは、
物事の基礎や反復練習による習慣づけ。

何を成し遂げるにも、高い壁を登るにも、
常日頃の積み重ねほど効果的なものは、
ないのでしょう。

 

ですので私は美術で生きて行くと決めてから
毎日の習慣として、朝練を行なっています。

仕事前の朝の短いひと時に、
何か一つアイデアやデッサンを残す
という訓練。
もう20年近くになるでしょうか。

 

新しい仕事やものづくりに挑戦する時、
私の足元には幾千ものアイデアや
デッサンの足場が鍾乳洞のように地道に
無数の突起で張り巡らされ、
どの方向への壁も登っていける
土台が大いなる力を与えてくれるのです。

 


「はしもとみおホームページ」


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