台風と息子のこと ー 藤 貴子

 

前回の書き込みで予告したように、
息子の保育園、小学校時代について
書き込みをする予定だったのですが、
今回は、先日の台風下での
出来事についてお話させてください。

 

記録的な大雨と強風を
もたらした台風19号。

この度被害に遭われた方々には、
心よりお見舞い申し上げます。

 

河川の氾濫、浸水による家屋の被害、
そして断水や停電。
一部の地域では避難所生活が
長引く恐れもあるとのこと、
そこに住む方々の
ご心痛いかばかりかとお察しします。

 

実は、私も東京都内の大きな河川の近くに
12年ほど住んでおります。
ですが河川が決壊する恐れがあることを
意識したのは、
恥ずかしながら今回の台風が初めて。
自分の防災に対する意識の低さを
思い知らされました。

 

一応は防災非常袋を用意していましたが、
中を見てみると賞味期限切れの水や缶詰、
電池も補充しておらず。
避難勧告が出てからも慌てふためき、
避難所に役に立たないものばかりを
持っていく始末。
火もお湯もレンジもない避難所に
パックご飯を持っていったのには、
さすがに自分で自分に
ガッカリしてしまいました。

 

ところがそんな親の体たらくを尻目に、
始終落ち着いて行動していたのが
発達障がいのある我が息子でした!

 

もともと息子は、
初めての事や初めての場所が苦手。
見通しが立たない事に不安や恐怖を
感じてしまいます。
息子が小さな頃は、
予定をメモに書いたものを見せたり、
遊びに行く場所の写真を見せたりして
不安を和らげたものです。

 

しかし、この度の息子は
何かが違っていた…。

 

待つのが苦手なのに避難所に入るための
長蛇の列にもジッと耐え、
多動があるのにわずか一畳ほどの
シートの上でジッと耐え、
夜10時には「消灯時間です」と言って
イヤフォンで音楽を聴きながら
朝までぐっすり。

 

 

とても驚きました。
そして、彼なりにいろいろな状況に
合わせる力をつけたのだなと感心し、
感動さえ覚えました。

 

ただ、避難する期間が長引けば、
こううまくは行かなかったと思います。
たった一日だったにも関わらず、
大人の私ですら避難所生活は
辛いものでしたから。

 

最後に、被災地の方々が一日でも早く
安心できる生活に戻れますことを
心より願っております。

 


「藤 貴子Twitter」

 


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