東北の山に行きたい(後編)ー 山田和寛

 

そんなわけでnipponia一行、
無事に秋田に行ってまいりました。
アテンドしてくださったのは、
カメラマンで阿仁マタギ
(二足のわらじ!)の陽馬さんと、

五城目町で街づくり関係の
仕事をしている龍さん。

 

2泊3日の行程で、阿仁の根子集落にある
陽馬さんのお宅に厄介になりました。
150人ほどが住む集落では、
古からの相互扶助の精神が息づいており、
隣近所から山菜や獲物を交換しあったり、
集落のみんなで稲こきや
草刈りをしたりするそうです。

 

10月はまだ猟期ではないので、
マタギの皆さんは有害駆除の申請をして
獲物を捕えます。

僕らが訪れた時、有害駆除として
熊の檻の仕掛け期間の最終日で、

天気も悪く獲れないだろうな〜と
話していた陽馬さん。

 

しかし雨の降る2日目の朝、
なんと熊が檻にかかったとの一報。

我々も同行し、解体現場の見学と、
少しのお手伝いという

貴重な機会を得られました。
なんというタイミング…

そして貴重な熊の内臓を使った鍋も
ありがたくいただきました。

「いただきます」とはこういうことか!

 

そしてこの時期の秋田は
山の上の方から色づき始め、

過ごしやすい気候で雄大な自然を
堪能できます。

 

男鹿では生のナマハゲ体験に感動し、
大館方面では人形道祖神を見たり、
五城目町では街づくりに取り組む
人々に出会ったり、

東京では絶対に体験できないものにであい、
土地に住む人たちの飾らない暮らしを
垣間見ることができたのは幸いでした。

 

また同じ地域の中でも
外にはあまり知られていない

集落ごとに個性を持った祭りや
行事などがたくさんあるらしく、

秋田・東北への興味が一層深まりました

 

道中出会った古書店の店主による

「このあたりには
    柳田國男の世界が残ってるよ」


という言葉が印象に残っています…
深い、深いよ!

 

男鹿のみなさん(なまはげ館にて)

 


nipponia」web


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