本の季節感 ー 真子みほ

 

年々その季節に合った児童書を
読み返すのが楽しくなって来ました。

 

ここ数年は、例えばそろそろ
トーベ・ヤンソン
『ムーミン谷の夏まつり』を読みたいな、
と思ったらちょうどその日が
物語の中と同じ夏至の日だったり、
何にも用事のない夏の暑い日に、
アーサー・ランサム
『ツバメ号とアマゾン号』を
分厚い単行本で
だらだら浸りたいと思ったり、
季節の食べ物を欲するように読み物も
身体が教えてくれるようになりました。

 

そろそろ12月。
12月といえばクリスマス。
実家は曹洞宗だし通っていた保育園が
カトリックというだけだった私も、
なんだかいまだに
クリスマスは好きなのです。

 

別段何もなく通常通り過ごすのですが、
なんとなくそのあたりの雰囲気が
良いんですよね。

 

我が家は母方の親戚の女性陣が
お互いにクリスマスプレゼントを
交換するという儀式がありまして
(最近は集まるのがお正月なのですけど)、
10人分以上のプレゼントを
毎年11月あたりからストックし始めます。

 

一人に対して千円程度のものですが、
この習慣の良さは毎年なんやかんやで
10人それぞれについて考える
きっかけになることです。

 

この「誰かのことを考える」空気があるから
クリスマスは好きなのかなと思いますし、
この暖かい空気をさらに増してくれるのが
欧米の児童書。
年末にフォーカスしたものだけでなく、
一年の出来事を描いたものでも
やはりクリスマスが一番印象的なもの多々。

 

彼の地のクリスマスという行事の重要性を
感じると同時に、
本当に家族や友人が
お互いを思い合って
過ごす季節なんだな、と
素直な気持ちになるものが多いのです。
今年はどれから読もうかな。

 


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