映画「審判」~横浜公開~ ー にわつとむ  

 

昨年の夏に東京から始まった、
主演映画「審判
(ジョン・ウィリアムズ監督)。
海外含めて様々な場所で公開され、
再び関東圏に戻ってきました。
12月に横浜で8日間公開されます。

 

映画というものは、評価はどうあれ
お客様に見ていただいて
ようやく完成する芸術ですので、
宣伝じみた内容になるかもしれませんが、
映画「審判」について
書いてみたいと思います。

 

まず、原作は不条理作品の大御所、
チェコ生まれのドイツ作家、
フランツ・カフカの小説
「審判」です。
映画の内容もほぼ原作通りとなっています。

 

内容としては、
普通に働く銀行員(30歳)がある朝、
目が覚めると見知らぬ男二人が家にいて
「逮捕する」と告げられます。
晴天の霹靂です。
罪状もわからないのに逮捕されます。
流れのまま裁判にかけられ、
その後も、
不条理な出来事が起こり続けます。

 

1964年にオーソンウェルズ監督によって、
アンソニー・パーキンス主演で
映画化されていますが、
異なる点としては、

①設定が現代日本であること。
②不条理な出来事に対する、
    主人公の対処の仕方が違っています。

②についてですが、作品が作られた時代の、
政治背景が現代日本と
異なっているからというのが
大きな理由です。

 

映画「審判」を監督したのが、
イギリス人のジョン・ウィリアムズ監督。
ジョン監督は、日本映画を通じて
日本に神秘を感じ、渡日して30年。
日本で3本の映画を監督、
これが4本目となります。
現在、映画監督であると共に、
上智大学の教授でもあります。

 

映画「審判」を
作るきかっけになったひとつとして、
学生と接していて抱いた
危機感が
根底にあると。

 

世界中の映画を一番見れるのが
日本であるという話を聞いたことがある。
それは、いかに日本が表現に対して
自由な国であるかとも言い換えられる。

 

ジョン監督曰く、

「学生含めて、
   こんなに恵まれた国にいるにもかかわらず
   なぜ自分の意見、考え方を
   もっと出していかないのか。
   奇しくも100年も前に書かれた
   カフカの小説「審判」の世界観を
   現代日本が
再現することが
   あってはならない」

と…。

 

芸術の秋ならぬ、芸術の冬。
12月7日(土)~15日(日)
横浜シネマノヴェチェントにて公開。

 

clue zemiの拠点仙台でも
公開されたら嬉しいんですが、
東北地方は未到達。

 

 


にわ つとむTwitter


2019年11月30日 | Posted in 余談Lab, ひらめきのタネ, 俳優 にわ つとむ | | No Comments » 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です