僕の京都 ー 土屋裕一

 

「京都」と聞くだけで胸がキュンとします。
胸キュンというやつです。
(死語でしょうか)

 

森見登美彦さんのデビュー作
『太陽の塔』は、
僕にとって
胸キュンの総大将のような一冊です。

 

 

作品の舞台は京都市左京区。
森見さんの通った京都大学も、
僕が卒業した京都工芸繊維大学も、
同じ左京区にあります。

 

うだつが上がらない主人公が
クリスマスムードに染まる京都の街を
東奔西走する、
まったく見事な青春物語です。

 

京都といえば
「古都」のイメージが強いですが、
僕にとっては
「学生の街」という印象が濃く、

実際、ある統計では
人口100人あたりの学生数が全国1位です。

 

大学がたくさんあり、
安くておいしい食堂もたくさんあり、
どこへ行っても
自転車やバイクに乗った学生を見かけます。

34年の人生で “ 街を使いこなす ”
感覚になれたのは唯一京都だけ。

4年間寿司の配達の
アルバイトをしていたので、

京都中を走り回っていたことも
大きいかもしれません。


『太陽の塔』は、そんな自分の青春を
重ねて味わえる作品です。

 

京都に住みたくて学校を探し、
やりたいことがすべてできる学科を見つけ、
僕の通った高校から
過去に一人も行っていない

あまりメジャーではない大学だったので、
(僕は愛しています!)

京都工芸繊維大学を受験しました。

 

もしもう一度大学生活を送れるならば、
やっぱりまた京都を選びます。

 


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