図工のめあて 生きるヒント ー 浅野理生

 

みなさん、絵を描くのは好きですか?

 

小学校1年生の娘はお絵かきが大好きで、
毎日毎日飽きずに絵を描いています。

 

 

こどもなりのこだわりがあって、
技術はさておき、どんな絵であっても
こどもの絵は素直で
その子なりの魅力にあふれ、
本当に素敵だなぁと思います。

 

しかし評価や競争社会の中で過ごすうちに、
図工に苦手意識を持つ子もいるようで、
とても残念です。

 

芸術に対して好き嫌いはあれど、
優劣なんてない。

そんな思いを代弁してくれる、
とてもやさしく美しい詩に出会いました。

 

彫刻家・佐藤忠良さんの
「このほんをよむひとへ」。

 

佐藤忠良さんといえば、みなさんもご存知
「おおきなかぶ」
を描いた芸術家です。

 

 

 

『この  ほんを   よむ  ひとへ
    ずがこうさくの  じかんは、
    じょうずに  えを  かいたり
    じょうずに  ものを 
    つくったり  することが、
    めあてでは  ありません。
    きみの  めで  みた  ことや、
    きみの  あたまで  かんがえた  ことを、
    きみの  てで  かいたり、
    つくったり  しなさい。
    こころを  こめて 
    つくって  いく  あいだに 
    しぜんが  どんなに  すばらしいか、
    どんな  ひとに  なるのが  たいせつか、
    と  いう  ことが 
    わかってくるでしょう。
    これがめあてです。』

 

今から40年前に出版された
図工の教科書に書かれていたこの言葉は、
現代にこそ必要な言葉ではないでしょうか。

 

図工や芸術のみならず、
数学や国語に当てはめて考えてみるのも
面白いかもしれませんね。

「どうしてこんな問題
   解かなきゃいけないんだろう。
   普段使わないのに!」

と思う問題の中に、人生の問題を解く鍵が
隠れているかもしれませんよ。

 

それが起こり得るのが、
人生の面白いところです。

 


「wagashi asobi」Web

 


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