いち校正者のコミュ力、それは粘り強さだ ー 田本あゆみ

手元にあった書類を校正してみました

 

 

スマホの調子がよくないので
修理代理店にみてもらったところ、
もっと状態が悪くなって返ってきました。

 

問い合わせると、
店員さんの言っている内容が「??」な上に
わたしの発言も要領を得ない。
弁償の交渉は行きつ戻りつで、
やりとりは数日におよび、
やっとのことで代理店の提案と
わたしが納得できる地点に
たどりつきました‥。

 

結果的には、面倒がってはじめから

「あ~ーもうよくわからないから、
    それでいいです」

と言ってても弁償内容は同じでした。

 

もともと説明したり
思ってることを伝えるのが苦手で、
時間がかかります。

 

校正のイメージは

「一人で、もくもくと、
   ひたすら読む・調べる」

といったところでしょうか?

 

実際はそれに加えて
「説明する
 (ギモンやエンピツ出しと呼ばれる)」
作業といえます。

 

これはこうしたほうがいいと気がついても
アタマのなかの校正マンが

「ほんとに?」「あってる?」
「それで伝わるの?」
「長いと読んでくれないよ」

と囁いてきてなかなか先に進めません。

 

編集者や著者のひとには
できればパッと見で伝えたい。
ギモンを出すときにはたびたびうーむと
立ち止まってしまいます。

 

始めたばかりのときはその難しさに
面くらいました。

「こういう理由なので
    ここをこうしてください」

と口頭で言えたらなんてことないのですが。

 

出したギモンを
訂正されることもしばしばで、
となりにいる先輩の書き込んだギモンが
簡潔で説得力があり字もきれいで、
目からウロコが落ちっぱなしでした。

 

他人とコニュニケーションを
とらなくても済んじゃいそうな仕事ですが、
それは違いました。
ゲラ(校正用の試し刷りのこと)の
向こう側にいる担当者に
「なっとく!」されるように
あれこれ悩みます。

 

店員さんの困った顔を思い出すと
悪いのですが、
互いに「なっとく!」のために
交渉の途中でサジを投げなくて
よかったなと思いました。

 

最後まで‥希望を捨てちゃいかん
あきらめたらそこで試合終了だよ※、

ですヨネ。
※マンガ『スラムダンク』のセリフを
  引用してます。

 

 


2020年01月29日 | Posted in 余談Lab, ひらめきのタネ, 校正者 田本 あゆみ | | No Comments » 

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