お仕事道具 ~電子辞書~ ー 田本あゆみ

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辞書選びに迷ったときは、
ひとつの単語をひいて書いてることが
好きなものを使えばいいんだよ。

と、子供のころお父さんが言ってました。

 

本屋さんには
たくさんの辞書が並んでいます。
カバーのデザインやフォント、
持ったかんじもみて気に入った1冊を
買ったことを覚えています。

 

特定のデスクがないので必要な道具は
リュックに入れて持ち歩いています。
そのなかで持っていくのが難しいのが
重たい紙の辞書。

 

文字を読んでいるときにつまずく
同音異義の漢字の使い分け。

「写る・映る」
「変える・代える・替える・換える」
「下・元・基・素」
「辞典・事典」

などなど。

 

パソコンの変換しだいでも
まったくトンチンカンなことも
怒(起こ)ります。
迷ったときによりどころとなるのが
国語辞典です。
辞典もひとが作っているので
それぞれ特色がありますし、
書いていることがビミョーに違います。

 

「地域をこえて協力する」

漢字をあてると「こえる」は
「超」でしょうか「越」でしょうか?

 

三省堂国語辞典(三国)では、

【超える】
わくからはみ出す。超越する。「党派を~」

とあります。
【越える】の項目には
ちょうどいい例文はありません。
三国をみる限り
「地域を超えて協力する」がよさそうです。
「越」はダメ?

 

一方、明鏡国語辞典では

【超える・越える】
通常の概念や区分にとらわれない。
超越する。「派閥を~」

とありました。
広辞苑でも明鏡と同じような解釈でした。
「超」と「越」どちらも載ってます。

 

つまり「超える」と「越える」
どちらもよさそうです。

 

これでわかったつもりなっても
また迷いそうな気がします。
気温がこえたり、権限をこえたり、
持ちこしたりもします。

 

そんなかんじで、
ひとつの言葉を調べるのに
いくつかの辞書をみることになります。
紙版を何冊も持ち歩くことはできないので、
国語系が多く収録されている
CASIOの電子辞書と、
web上のデータベースである
ジャパンナレッジを使っています。

 

たまに紙の辞書もめくりますが
しっとりしたかんじ、いいなと思いますー!

 

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国語辞典が読みたくなるアツい一冊。
岩波国語辞典って近寄りがたかったけど、
この本の〈岩国くん〉
まさに苦手なタイプだった、やはりか‥‥。
気になったらぜひ読んでみて

 


2020年03月05日 | Posted in 余談Lab, ひらめきのタネ, 校正者 田本 あゆみ | | No Comments » 

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